イベントの雰囲気が良かったなという話


今日も推しの顔が良かった。
いやそうなんだけど、それだと有り難いことにいつも通りなので、それではない部分の良かったな話をひとつ。
DVDリリースイベントの大阪の部に参加してきた。
今回はMCなしの推し本人と共演者くんの二人体制だったんだけど、アットホームというか、枠に捕らわれてないというか、進行が面白いように方々飛び回って、最後に本筋に戻ってきて終わります!みたいな印象だった。
それでそれが個人的にすごく良かったので書き留めておこうと思った次第。
イベントといえばふつう進行があって、まぁ用意されてる映像なんかは各回同じで。公平を期すためもあるだろうし、予算も限られてるってのもあるからだろうし、当然といえば当然。
だけどそうなるとやはり登壇者は各回似た会話をせざるを得なくなるわけです。(まぁそもそもそういった対応が求められてるのかもしれないし)
彼らはプロなので、まるで初見のように話してくれるし、少しずつ内容も変えてくれたりもする。全部回行かなくてもいい、この金太郎飴システムはサーチしてレポを漁らないタイプの人間からするとたいへん有り難いのだけど、逆に複数回行くと、悲しいかな、金太郎飴に気づいてしまう。
同じ空間で推しが喋ってくれてるだけでやったねハッピーな人種なので、そのうえ何回か同様の話を聞いてるうちに解釈が深まったり細かなことなんかにも気づけたりするから、それはそれでおいしい。
だけど、何だか登壇してる推しならびに共演者面々に対して申し訳なくも思えてくるんですよ。
何回も同じ(映像)もの見て、毎回全く違うコメントなんて難しいし、同じ元ネタなんだから提供できる情報は似たものの方がいいのかもしれないし、リピートしてるファンの存在も無視できないし、でもマンネリもするし。それに毎度新鮮な雰囲気を出してくれてるとはいえ、やっぱり三回、四回となると慣れというか適用しちゃうのも当然。だってにんげんだもの。そりゃ適用しちゃうでしょ。にんげんだもの。

毎作品、時には毎イベントごと、新たな一面を見せたい、と意気込んでくれる推しのスタンスを知ってるから、そういう意味でも申し訳なくなってくる。
……なんてことが過去何回かあって、そうだよなぁそうなっちゃうよな~と納得してたんだけど、今回のイベントはいいさじ加減でぶち破ってくれた気がした。
まぁ、こういうときに限って一回しか見てないから憶測でしかないんだけど(笑)
円盤に収録予定の特典映像の先行上映しつつのエピソードトークだったはずが、突然始まる影絵大喜利。そもそも冒頭から推しが脱進行表宣言(?)しちゃったもんだから、家族の話だの、非常にリラックスした話題が豊富に飛び出してきてて。
それで、これだ!と思ったわけです。
結局私がイベントに求めてたものって雑誌インタビューでは見えない、行間の部分なんだろうなぁって。
とはいえこれって組み合わせの妙というか、結構奇跡的なことだったと思ってて、登壇者同士の人間関係だとか、登壇者それぞれの性格とか、その日の会場の空気感とか、そういうのが合致して初めて起こることかもしれなくて、だからこれからもそんな偶然でハッピーなイベントが生み出されてくれないかなぁと淡い期待を抱きつつ、今日もナマのご本人は素晴らしいなぁと感謝しに、イベントに通おうと思います。

本筋とは関係ないけど、推しのスタイルが良すぎて、キャメル?ライトベージュ?ベージュ?のスラックスに包まれた脚がスラッとしすぎてて、なんかもうほんとすごいな~って感じだった。(語彙力…?知りませんね…)
#崎山つばさ

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